gris3とは

gris3はAutodesk maya向けに開発されたリギング用フレームワークです。モジュラーリギングとスクリプトベースによるリグのビルド機能をメインに構成されています。

モジュラーリギング

リギングを部位(ユニット)ごとに分けて管理し、それを組み合わせる事により様々なケースのリグに対応するシステムです。

またユニットを追加する事により、対応できるリグのケースを増やし、生産性を上げることも可能です。

スクリプトベースのビルド

もうひとつのメイン機能がスクリプトによるビルドです。ビルドととはリギングに必用な要素(モデルやジョイント、ウェイトなど)を任意の場所に書き出し、それらの要素をスクリプトによって組み立てる事を指します。

スクリプトベースのビルドは最初の作成に時間がかかりますが、修正や更新、他のアセットへの再利用が行いやすくなり、プロダクト全体の生産性向上を目的としています。

注釈

スクリプトベースのビルドを行うには以下のスキルが必須になります。
  • Pythonをある程度書くことができる。

  • Melの基本的な動作を知っている。

また以下のスキルがあると、より機能への理解が深まります。
  • クラスの理解。